TOMIX 14系200番台『ムーンライト九州』vol.1
早速ですが今日の話題はこちら、
TOMIX<98246>14系200番台。
ついに出ました、14系200番台。1988年から翌年にかけて広島・向日町・宮原等の14系座席車24両を改造して誕生したグループで、大都市圏からスキー場最寄り駅まで直行する『シュプール』号での仕様に適した改造がなされています。
2010年代初頭まで使用され、一部は東南アジアで第二の人生(車生?)を送っています。
後に展望車も再改造で誕生(オハフ15 201-203)しているのは皆様ご存知の通りでしょう。
この手の車両を見て育った僕にとっては待ちに待った製品。(原型のハザを改造して作る手は製品化を待たずともあったのですが、窓埋めを施さなければならず面倒)
以前マイクロエースから同じカラーリングの4両セットがDE10付きで発売されてはいますが、そちらは200番代ではなく、しかも『リゾート』のロゴが入った仕様です(実在した仕様です、ややこしいのでそのうち詳細を書きます)。 →解説本作りました
サロベツと同じなのか8両ウレタン。寝台車なんかを一緒に保管できるので好都合ですね。
今日は中身をざっとおさらいしましょう。
向日町運転所のピンク一族、『たかやま』用キハ58系との比較です。ピンクの色合いの違いがしっかり再現されています。イメージとしては登場時(200番代落成時)/検査明けといったところでしょうか。実車は検査間近になるとカッサカサで焼きタラコみたいな色になっていた記憶があります。
さて、TOMIXで近頃散見される塗装のズレはというと…
🤔
某家電量販店で購入時に数箱確認させていただいたところ、スハフは問題ないもののオハ14の帯がちょっといただけないことに。腰部の赤ラインが少し太いのか、青帯との間隔がスハフ14より狭くなってしまっています。中には殆どひっついている個体もありました。
「細かい点なので見逃してもいいかなぁ」と思いましたが、思い入れの強い車両だけにがっかりしています。
文句を言ってばかりでは面白くないので次に移ります。
妻面です。 昭和48年度3次民有車以降の車両が該当するようです。ですから、オハの場合オハ14 207,208,254,255,257,258と49年度2次民有車改造のオハ14 256,203,204,205,206が該当します。基本的に宮原運転所に配置された車両はこのタイプのようです。
内装。比較用に並んでいるのは同社製『はまなす』セットの14系500番台座席車。
シュプール&リゾート特有の荷物棚や更衣室,自動販売機等の設備が見事に再現されていません。ゆっくり追加して行くことになりそうです。
せっかくなので並べた。目線を下げると気分はもう2008年くらいの向日町です。
気が向けば実車の話を中心に解説しつつ遊び方を考えていこうかなと思います。
本日はこれにて。( ^_^)/~~~