ルーマニア空軍 運用機の概説⑵

前回に引き続き、ルーマニア軍の現有装備をざっくりと紹介する記事です。今回は空軍(Forţele Aeriene Române,FAR)の戦闘機の概略です。

 

ルーマニア空軍は現在F-16とMiG-21の2機種を保有しています。社会主義時代に導入されたMiG-21をF-16で置き換えている最中で、2機種合わせて概ね30〜35機程度の勢力であろうと考えています。

置き換えの真っ最中のためMiG-21の稼働機数がはっきり明示出来る状況ではありませんが、ご容赦ください。内容は正確を期すよう努めていますが、もし誤記や事実誤認などありましたらお知らせください。

 

F-16AM/BM 17機

 

''Peace Carpathian Ⅰ''

1601(←15121/82-0904) 15J

1602(←15123/82-0941) 15K

1603(←15124/82-0944) 15K

1604(←15125/82-0948) 15L

1605(←15126/82-0982) 15M

1606(←15127/82-0999) 15N

1607(←15128/82-1007) 15N

1608(←15129/82-1017) 15P

1609(←15130/82-1022) 15P

''Peace Carpathian Ⅱ''

1613(←15122/82-0918) 15J

1614(←15132/83-1073) 15Q

1615(←15134/83-1077) 15Q

1616(←15135/83-1080) 15Q

1617(←15141/82-0975) 15M

F-16BM×3

1610(←15137/81-0822) 15H

1611(←15138/83-1167) 15Q

1612(←15139/83-1168) 15Q

 

<概説>

F-16は米ジェネラル・ダイナミクス社が開発したジェット戦闘機で、1978年以降NATO加盟国を中心に順次採用され、アジアや南米でも数カ国が使用しています。軽量・小型で制空戦闘にも対地攻撃にも使用できることから改良を重ねながら4600機余りが製造されるベストセラーとなっています。

 

ルーマニアでは2008年5月にMiG-21 LanceRの後継としてF-16C/Dの採用が一度決定し、新造24機(Block50/52アドバンスド)、中古24機(Block25を改修)の計48機をFMS(対外有償軍事援助)で調達する計画とされました。結局この計画は支払いがされずキャンセルとなり、2012年9月にポルトガルから改修を受けた中古機(Block20 MLU)を12機購入することで合意しました。2014年から段階的にルーマニアに引き渡され、最終的に17機がポルトガル空軍から売却されました。全機がボルセアの第86空軍基地に新設された第53戦闘飛行隊に配備されています。2019年3月14日に初期作戦能力を獲得し、MiG-21と共にルーマニアの防空任務にあたっています。なお、機体と共に装備も購入しており、AIM-9M "サイドワインダー"などの空対空ミサイルが搭載されている模様です。

 

なお、2021年12月に国防省ノルウェーから32機のF-16を購入することを議会に要求し、こちらは2022年6月に予算が承認されました。ルーマニア空軍では残りのMiG-21を2023年で完全に退役させる方針のようで、今回追加導入が決まった32機がその置き換えとなる見込みです。戦闘機の定数が具体的にどう決められているかは不明ですが、3個飛行隊(+損耗予備)が全てF-16AM/BMで揃うと見て間違いなさそうです。ノルウェー空軍のF-16はF-35Aの導入に伴い退役したもので、あと10年程度運用が可能とのことです。ざっくり数えてみたところA型34機、B型5機(MLU改修済み)程度はありそうなので、この中から32機が引き渡されることになりそう。

 

MiG-21 LanceR

2021年時点での保有数はMilitary balance 2021では23機とされていますが、2017年のDigi24のニュースでは保有35機稼働18機と説明されているなど保有機数と稼働機数に隔たりがある可能性が高く、最近C型を2機事故で喪失していることもあり多く見積もっても2個飛行隊分をギリギリ下回る程度の稼働状況かな?と思われます。

 

上記の状況から、本項ではここ数年で稼働が確認できた機体をまとめて記載しています。

⭐︎=2019年以降で稼働が確認出来た機体

太字=2023年まで残存した機体

※この項目は随時編集を行います。

 

MiG-21MF LanceR C21機記載

5724 #96005724/

5788 #96005788/

⭐︎5801 #96005801/

⭐︎5834 #96005834/

⭐︎†5913† #96005913/ (2022.03.02 事故喪失)

⭐︎†5917† #96005917/0425 (2021.04.20 事故喪失)

⭐︎6010 #96006010/

⭐︎6105 #96006105/0504

⭐︎6196 #96006196/

6203 #96006203/0506

6207 #96006207/

⭐︎6305 #96006305/

⭐︎6487 #96006487/

⭐︎6499 #96006499/0513

⭐︎6518 #96006518/0515

⭐︎6607 #96006607/0517

6707 #96006707/

⭐︎6807 #96006807/

⭐︎6824 #96006824/

⭐︎6840 #96006824/0525

9611 #96009611/

 

MiG-21UM LanceR B:6機記載

⭐︎061 #516999061 

⭐︎071 #516999071?

⭐︎177 #516999177

9516 #516953016

⭐︎9526 #516953026

⭐︎9536 #516953036

 

<解説>

MiG-21 LanceRは、1970年代に導入されたMiG-21M/MF-75/UMをエルビット・システムズとアエロスターSAが共同でアップグレードした西側仕様対応の改修型です。対地攻撃仕様のA型(71機)、防空任務用のC型(26機)、複座練習機のB型(14機)の3タイプ併せて111機が1995〜2002年にかけて改修され、C型(MiG-21MF-75)とB型(MiG-21UM)が現存します。操縦席はグラスコックピット化されHUDも装備、ライトニング照準ポッドやECMポッドが運用でき、武装ソ連製のR-73に加えて仏マトラ社製のマジック2(R.550)やイスラエルのパイソン3など西側の空対空ミサイル(AAM)も対応するなど、大規模な改修が行われています。

徹底的な改修具合とカラフルな機体カラーは模型でもやりがいのある題材かもしれません。

 

注1)マジック2はフランスのマトラ社が開発した空対空ミサイルです。射程15km,サイドワインダーとよく似たミサイルで、アルゼンチンや南アフリカなどでも採用されています。

注2)パイソン3は、イスラエルのラファエルが開発したAAMです。射程は15kmで、視程内射程で使用されます。シャフリル2(AIM-9Bの独自改良型)の後継として開発され、恐らく1982年のレバノン侵攻から実戦使用されています。

 

ルーマニアでも後継機種のMiG-23やMiG-29を導入していますが、維持費が嵩むため2001〜03年にかけて全て退役しており、このランサーが主力戦闘機として運用されてきました。(経済的な事情からMiG-29を退役させMiG-21等を残す事例は他国でもありました)

 

ただいくら改修をしたとはいえ元々が1975年製の機体ですから、多分世界でもトップクラスのおじいちゃん戦闘機です。老朽化は国内メディアで取り上げられる程度には問題になっており、2021年4月に#5917が墜落事故を起こしたときもしっかりニュースになっていた記憶があります。今年3月には#5913が墜落事故を起こし、遂に4月15日付で全機飛行停止になりました。結局5月23日に’23年3月15日までの期限付きで運用が再開されましたが、この期間が終わると退役する予定です。ノルウェーF-16は既に退役済みなので、うまく行けば来年度の初めくらいにはルーマニアに引き渡されそうです。

 

 

最後までご笑覧いただきありがとうございました🫠

 

ルーマニア空軍 運用機の概説⑴

黒埼ちとせ担当Pのりすとれです。

 

日頃から調査しているルーマニア軍(Armata Română)について、ある程度の情報が揃ってきたものがありますので僭越ながら軽くご紹介してみようと思います。今回は空軍(Forţele Aeriene Române,FAR)の輸送機の概略です。

同空軍では2022年現在4機種13機の輸送機を運用しています。

 

※「機体番号(24bitアドレス)」で表記

 

Ан-26/An-26 "Curl":1機

810(4A35A6) 

 

1969年から量産が始まったアントノフ製の軍用汎用輸送機で、ターボプロップ旅客機として成功を収めたAn-24の軍用発展改良版です。尾部にカーゴランプが設けられ、小型車両や重火器の空輸が可能です。旧東側諸国で軍民を問わず広く運用されました。

810は1985年にタロム航空に納入された機体(YR-ADN)で、92年5月に空軍に移管されました。最盛期には少なくとも10機を保有していましたが、西側製機材の導入で置き換えが進み、現在では1機のみとなっています。2023年度内にC-27Jによって置き換えがなされるとする文献もありますが、後述するC-27Jの調達は2015年以降行われておらず今後が注目されます。

 

Ан-30/An-30 "Clank":2機?

1104(4A35A7)

1105(4A35A8)

 

An-30は1971年から量産された観測/偵察機で、An-24をベースにカメラの設置など航空測量に適した設計変更が行われています。胴体右側のカーゴドアは残されているため、輸送機としての使用も一応は可能のようです。ルーマニアには1976年に配備されました。

こちらは主任務である観測機として、測量や国境地帯の査察等に使用されています。

1105は最近の稼働が確認できていません。(最終確認は2020.09.17)

 

C-27J "Spartan":7機

2701(4A35AA)

2702(4A35AB)

2703(4A35AC)

2704(4A35AD)

2705(4A35AE)

2706(4A35AF)

2707(4A35B0)

 

2009年~2015年にかけて導入された伊アレーニア・アエロナウティカ製の中型輸送機で、ルーマニア空軍にとっても久々の新造機の導入です。C-27JはC-130Jスーパーハーキュリーズとエンジンや電子機器が共通で、機動性も良くそれなりのキャパがあるためか、アフリカや南米など各地で徐々に採用国が増えてきています。

ルーマニアでは、オプション装備のうち空中給油プローブと胴体後部の監視窓を除いて採用しています。

なお現在2704のみ稼働が確認できておらず、何らかの事情で運用停止となっている可能性があります。

 

 

C-130 Hercules

69カ国に採用されたロッキード製のベストセラー機で、ルーマニアでは2タイプを導入しています。ここまで紹介した3機種は全てグレー単色ですが、C-130は緑色を基調とした4色迷彩を纏っています。緑強めのブラウンと濃淡グレーが使われ、機体底面は標準のグレーで仕上げられています。航空自衛隊機と似た雰囲気です。

機体番号は元のナンバーの上2桁+下2桁で構成されています。

 

C-130B:2機

5930(4A35A2)

6166(4A35A4)

 

B型は初期の改良型で、1996~7年にかけて4機が導入されました。4機とも米空軍の中古機で、現在運用中の2機のテールナンバーはそれぞれ59-1530,61-0966です。

 

6150(61-0950)は2003年1月からブカレストの第90空軍基地(アンリ・コアンダ国際空港:OTP)で保管状態に入っています。いくつかのパーツが外されており、部品取りとして活用されている模様です。

5927(59-1527)も2014年時点でOTPで地上保管状態にあることを確認しており、こちらも既に用途廃止(登録抹消)されているものと思われます。Google Earthで現在確認できる機体は1機ですので、どちらか1機は解体済の可能性も否定できません。写真から推測される保管場所が時期により異なることや、両機とも部品取りが行われている関係で航空写真から機体を特定するまでには至っていません。

また、歯抜けになっている4A35A1・4A35A3はこの2機に割り当てられていたと思われます。

 

C-130H:1機(+1機受領済)

6191(4A35A5)

こちらは'07年導入の元イタリア空軍機で、イタリア空軍での機体番号はMM61991でした。2022年7月頃から保管状態にあるとされており、74-2132と入れ替わりになる可能性が否定できません(2023.04.19追記)

また、モンタナ空軍州兵で運用されていた74-2132が昨年末に引き渡され、現在OTPにて保管されています。24bitの割り当てやC-27Jの稼働状況を踏まえると、この7432が現在1機のみ運用されているAn-26の後継となることも考えられます。ただしC-130H自体が退役したB型の補填を意図して導入されている場合は減勢となりますので、今後の輸送力整備がどのように進むのか注目です。空軍は戦闘機戦力の更新(現在進行中)が最優先事項と思われますので、仮に追加導入があるとしてもC-130Hあたりになるのではないかと考えています(※あくまで推測です)

 

以上、ルーマニア空軍の輸送機の概略でした。

 

戦闘機も書こうと思ったのですが、退役を控えたMiG-21の運用状況が非常に流動的で、正確な稼働機体の把握が困難を極めています。もう少し情報を精査する必要がありそうです。

吹田総合車両所京都支所 223系・221系 概況

2022年3月ダイヤ改正後の221・223系転配に関するメモ的なヤツです。内容は適時更新しています。

 

何かの参考になれば幸いです。チラシの裏みたいな状態ですので読みづらいかもしれません。ご容赦願います。(誤記などありましたらお知らせください)

 

近江今津・柘植   園部・向日町→

R01:Mc6093-T6207-M6182-Tc6093

R02:Mc6094-T6208-M6183-Tc6094

R03:Mc6103-T6221-M6192-Tc6103

R04:Mc6092-T6206-M6181-Tc6092

R05:Mc6095-T6209-M6186-Tc6095

R06:Mc6124-T6242-M6313-Tc6124⇒宮原へ回送

R07:Mc6125-T6243-M6314-Tc6125⇒宮原へ回送

 

R51:Mc2503-T2501-M2501-Tc2503

R52:Mc2504-T2503-M2522-Tc2504

R53:Mc2505-T2504-M2525-Tc2505

R54:Mc2508-T2505-M2526-Tc2508

R55:Mc2509-T2508-M2506-Tc2509

R56:Mc2517-T2502-M2520-Tc2517

R57:Mc2518-T2506-M2523-Tc2518

R58:Mc2519-T2507-M2524-Tc2519

 

R201Mc6104-T6222-M6193-Tc6104

R202Mc6105-T6223-M6194-Tc6105

R203Mc6106-T6224-M6195-Tc6106

R204Mc6107-T6225-M6196-Tc6107

R205Mc6108-T6226-M6197-Tc6108

R206Mc6109-T6227-M6198-Tc6109

R207Mc6110-T6228-M6199-Tc6110

R208Mc6111-T6229-M6200-Tc6111

R209Mc6112-T6230-M6301-Tc6112

 

P01

Mc6099-T6213-T6214-M6084-T6215-Tc6099

P02

Mc6101-T6217-T6218-M6085-T6219-Tc6101

f:id:T_55enigma:20230317214928j:image

f:id:T_55enigma:20230319004228j:image

221系(6連)

F01:McM'31+T31+MT220-12+Tc31

F02:未確認

F03:McM'53+T53+MT220-44+Tc53

F04:McM'57+T57+MT220-48+Tc57

F05:McM'70+T70+MT220-18+Tc70

f:id:T_55enigma:20230322070020j:image

 

221系 4連×15本

<以下転出した編成を記載>

K01:McM'11+T11+(網干A3:MT220-15)+Tc11

⇒2021.05.03 奈良電車区

K02:McM'32+T32+(網干A1:MT220-7)+Tc32

⇒2021.05.04 奈良電車区

K19:McM'81+T81+Tc81⇒NA435

K20:McM'42+T42+Tc42⇒NA430

⇒2023.03.07 奈良電車区

K23:McM'68+T68+Tc68⇒NA433

K24:McM'54+T54+Tc54⇒NA431

⇒2023.03.19 奈良電車区

K11:McM'72+T72+Tc72⇒NA434?

K22:McM'66+T66+Tc66⇒NA432?

⇒2023.03.23 奈良電車区

f:id:T_55enigma:20230317205209j:image

 

(参考)

113系 4連×12本(+4本廃回)

C05:Tc5703-MM'5716-Tc5753⇒博物館展示中

C08:Tc5716-MM'5714-Tc5766⇒吹田へ廃車回送

C10:Tc5706-MM'5756-Tc5756⇒吹田へ廃車回送

C13:Tc5715-MM'5715-Tc5765⇒吹田へ廃車回送

C17:Tc5713-MM'5713-Tc5763⇒吹田へ廃車回送

L03Tc7708-MM'5707-Tc7758⇒4/1運用終了

L05:Tc5717-MM'5720-Tc5767⇒3/31運用終了

L06Tc7704-MM'7704-Tc7754⇒4/1運用終了

L07Tc7705-MM'5701-Tc7755⇒吹田へ廃車回送

L08:Tc7710-MM'7706-Tc7760⇒休車

L09:Tc7707-MM'5717-Tc7757⇒4/1運用終了,疎開

L12:Tc7701-MM'7701-Tc7751⇒休車

L14Tc7703-MM'7703-Tc7753⇒3/31運用終了

L15:Tc7706-MM'5719-Tc7756⇒4/1運用終了,疎開

L16:Tc7702-MM'7702-Tc7752⇒4/1運用終了,疎開

L17:Tc7709-MM'7705-Tc7759⇒4/1運用終了,疎開

f:id:T_55enigma:20230317203725j:image

117系 6連×3本(+1本離脱2本廃車+1両保存)

S1:Tc304-MM'307-MM'106-T'c304⇒2023.03.19廃回

S2:Tc307-MM'313-MM'304-T'c307⇒運用終了

S3:Tc305-MM'309-MM'102-T'c3052022.03.03除籍

S4:Tc306-MM'314-MM'306-T'c306⇒4/1運用終了

S5:Tc310-MM'319-MM'320-T'c310⇒運用離脱中

S6:Tc321-MM'310-MM'342-T'c3212022.11.7廃回

S99:Tc14-MM'40-MM'308-T'c14⇒2021.9.22除籍

T1:Tc1-MM'1-MM'2-MM'104-T'c1 2022.5.31除籍

f:id:T_55enigma:20230317205143j:image

※MM'106はT2(8連)→S2(8連)→S99(6連)→S1(6連)

Wパンタ 40N体質改善 30N体質改善

 

総計 

113系4連×16(6編成離脱,4編成疎開,6編成廃車)

221系4連×15(6編成転出,1編成6連化)

223系4連×22

117系6連×2(2編成離脱)

221系6連×4

223系6連×2

(車番,編成番号等は2023.04.13時点)

 

 

新製年月日(編成)/改番(新編成番号割り当て)年月日

・末尾併記は機器メーカーを示す

・2500,6000番代は221系対応車

 

<223系R編成>

R01:2007.01.19川崎(V56)/2021.02.17 日立

・運番表示器撤去, Tcワイパー増設

  • 2021.02.04 網干より転入
  • Mcワイパー増設(2023.1.22確認)
  •  

R02:2007.02.14川崎(V57)/2021.02.18 東芝

・運番表示器撤去, Tcワイパー増設

  • 2021.02.04 網干より転入
  • 全面ラッピング編成(森の京都QRトレイン)
  • 2023.03.17ST出場 Mcワイパー増設
  • 編成番号ステッカーの表記がR002

<運用>

R01,02編成は2021.03.13から嵯峨野線湖西線で運用に入っています。

 

f:id:T_55enigma:20230317204757j:image

K12+R02 2021.03.14 京都

 

R03:2007.06.19川崎(V64)/2022.04.05 三菱

・運番表示器撤去, 貫通扉ワイパー増設

  • 2022.04.03 網干より転入(回9974M)
  • 2022.09.20 6000番代化され運用入り
  • 改番前に黄色テープの貼り付けがなされていたようです。

<運用>

2022.09.20 嵯峨野線2223Mにて運用入りしていることが確認されました。車番は6000番代化されています。

 

R04:2007.01.19(V55)/2023.01.26 三菱

・運番表示器撤去,Tc貫通扉ワイパー増設

  • 2023.01.24 網干より転入(回9974M)
  • 2023.02.28 6000番代化確認

R05:2007.03.13近車(V58)/2023.02.15 三菱

・運番表示器撤去

  • 2023.02.15 網干より転入(回9974M)
  • 2023.02.28 6000番代化確認

<運用>

2023.03.19

R04編成が嵯峨野線257Mに充当されているのを確認しました。併結相手はR01編成と思われます。

また、R05編成も嵯峨野線で運用を開始しているものと思われます。

 

R51:2006.12.07川崎(E810※)/2022.03.14 日立

・運番表示器撤去, 貫通扉ワイパー増設

  • 備考:2021.07.20出場試
  • 2022.03.13 日根野より転入
  • 2022.05.10 パンタグラフのホーン先端に黄色のマーキングを確認

R52:2006.12.07川崎(E860※)/2022.03.14 東芝

M223-2522:2008.02.25近畿(HE420) 日立

・運番表示器有り, 貫通扉ワイパー増設

  • 2022.03.13 日根野より転入
  • 22.04.13 パンタグラフのホーン先端に黄色のマーキングが入っていることを確認しました。パンタを上げていたため通電していると思われます。

<運用>

2022.10.04〜6にかけて、R52編成を用いた試運転が湖西線近江今津~永原間を中心に行われました。

2023.03.18

R51編成が回2854M(京支514?)から運用に入りました。併結相手はK15編成(京支504?)です。

f:id:T_55enigma:20230318190036j:image

2023.03.19

R52編成が2844Mから運用に入りました。運番はC0505,併結相手はR51編成です。

2023.03.20

R51+R52(A0506)が嵯峨野線の運用に入りました。

2202M〜233Mで確認しています。

 

R54:2007.11.15近畿(HE424) 東芝

T223-2505:2008.03.19近畿

・運番表示器撤去,貫通扉ワイパー増設

R56:2008.02.20近畿(HE433) 三菱

T223-2502:2006.12.07川崎(E860※)

・運番表示器有り,貫通扉ワイパー増設

  • 2023.01.16 日根野より転入(回9852M)
  • 転入時の運番はA6026でした。上り方からHE424+HE433の組成で回送されて来ました。

 

R53:2007.11.16近畿(HE421) 東芝

M223-2525:2008.03.19近畿 三菱

・運番表示器撤去,貫通扉ワイパー増設

R58:2008.03.07近畿(HE435) 日立

T223-2507:2007.11.15近畿

・運番表示器有り,貫通扉ワイパー増設

  • 2023.01.23 日根野より転入(回9852M)
  • 転入時の運番はA0168でした。上り方からHE421+HE435で回送されて来ました。

 

R55:2007.11.24近畿(HE425) 

・運番表示器無し,貫通扉ワイパー増設

R57:2008.03.07近畿(HE434)

T223-2506:2007.11.15近畿

・運番表示器無し,貫通扉ワイパー増設

  • (2021.7.8ST出場 運番撤去)
  • 2023.02.10 日根野より転入(回9852M)

上り方からHE425+HE434の組成で回送されて来ました。

<運用>

2023.03.21

R57編成が運用に入りました。

2023.03.22

R55編成の湖西線での運用入りを確認しました。

2023.04.01

R54編成が湖西線で運用に入りました。1806M〜1815Mに充当されています。

R53+R58が回1812M〜1812M(京支C505+京支C515)より湖西線で運用を開始しました。このままいけば4/2には嵯峨野線入りすると見られます。

2023.04.03

R56編成が京支515で運用を開始しました。

京都支所の223系は全編成が運用入りとなります。

 

 

※E810/E860編成(新製時)

Mc2503-T2501-M2501-T2502-Tc2503

Mc2504-T2503-Tc2504

 

R201:2007.6.19(MA01)/08.03.06/22.04.08 東芝

・運番表示器有り, 貫通扉ワイパー増設

  • 2022.04.06 宮原より転入
  • 2022.05.06 パンタグラフのホーン先端に黄緑のマーキングが入っていることを確認しました。前日の車輪転削と同時かも。

R202:2007.7.18(MA02)/08.02.23/22.04.08? 日立

・運番表示器有り, 貫通扉ワイパー増設

  • 2022.04.06 宮原より転入
  • 2022.05.30 パンタグラフのホーン先端に黄緑のマーキングが入っていることを確認しました。

R203:2007.7.18(MA03)/08.03.06/22.04.08? 三菱

・運番表示器有り,2018.2.2AB出場(幌設置)

  • 2022.04.06 宮原より転入
  • 2022.05.30 パンタグラフのホーン先端に黄緑のマーキングが入っていることを確認しました。

R204:2007.10.17(MA04)/08.02.22/ 東芝

・運番表示器有り

・2018.2.19?~3.14?AB全検入場(幌設置)

  • 2022.04.11 宮原より転入

R205:2007.10.17(MA05)/08.02.27/22.04.13日立

・運番表示器撤去, 挙動監視装置設置(全車)

・仕様は2021.4.6AB全検出場時のもの

  • 2022.04.11 宮原より転入

R206:2007.11.02(MA06)/08.02.26/23.03.18 三菱

R207:2007.11.02(MA07)/08.02.20/23.03.18 東芝

・運番表示器撤去

  • 2023.03.18 宮原より転入
  • 2023.03.21 編成番号変更を確認しました。

 

R06/MA21:2008.08.19(V65)/2023.03.19 三菱

R07/MA22:2008.08.19(V66)/2023.03.19 東芝

・2012.03.13/16 網干→宮原

・運番表示器撤去

  • 2023.03.19 宮原より転入
  • 2023.03.28 宮原へ再度回送
  • 2023.03.29 JR宝塚線で運用再開

 

R208:2008.04.21近畿(MA08)/2023.03.28 日立

R209:2008.04.21近畿(MA09)/2023.03.28 三菱

・2008.05.16 6000番代化

・運番表示器撤去

  • 2023.03.28 宮原より転入
  • 2023.03.30 編成番号変更を確認

 

<運用>

2022.06.05

R202+R203が京支502+517運用で湖西線に初めて入りました。運番はC0502+C0517を表示していました。

2022.06.06

R202編成がA0503、R203編成がA518で嵯峨野線に初めて入りました。R203はF1を繋いだ6連でも運転されています。

2022.06.08

R203編成が517運用に入りました。221系K21編成との併結を確認しています。

2022.06.19

R201編成が502運用で湖西線に入りました。相方の517運用はR02編成のようです。

2022.08.01

R204+R205編成の8連が、京支臨5451+5452で湖西線で運用を開始しました。所定113系の302+307運用を代走する形のようです。これで宮原所からの第一次転入車は全て運用に入りました。

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2023.03.25

R206編成が湖西線で運用されているのを確認しました。

2023.03.26

R207編成が湖西線1815Mで運用されているのを確認しました。

2023.03.30

R208,R209編成が回1812M〜1812Mで湖西線の運用に入りました。これで宮原所からの転入車は全て運用に入りました。

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<223系P編成>

P01:2007.04.08近畿(J13)/2022.03.15 三菱

・運番表示器撤去 2018.4.11AB出場試(幌設置)

  • 2022.03.14 網干より転入
  • 2022.08.01 パンタグラフのホーン先端に黄緑色のマーキングが入りました。
  • 2022.09.27 6000番代化が確認されています。
  • 2023.01.30 Wパンタ化(出場日)
  • 昨年末から入場していましたが、やはり2パンタ化されました。置換え対象である117系と同じ仕様となり、運用もそのまま引き継ぐことになりそうです。

P02:2007.05.09近畿(J14)/2022.03.15? 東芝

・運番表示器撤去

  • 2022.03.14 網干より転入
  • 2022.05.12 パンタグラフのホーン先端に黄緑色のマーキングを確認しました。
  • 2022.09.30 6000番代化を確認しました。
  • ワイパー未増設ですが、貫通扉窓のサイズは増設車と同じようです。
  • 2023.03Wパンタ化

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パンタグラフが増設されたP02編成(Mc223-6101)

<運用>

2022.05.12 回9350M~9351M

P01+P02の12連で琵琶湖線内で試運転を行いました(回送幕)。

2022.10.07 

P02編成が湖西線で営業運用を開始しました。

京支臨5066運用、少なくとも2851M,2854M,2857Mで運用に入っています。

2022.11.16

P01編成が湖西線で運用を開始しました。

2848M〜2851M〜での運用を確認しています。

2023.03.20

P01編成が嵯峨野線で運用に入りました。

2206Mで確認しています。

2023.03.21

P02編成が運用に復帰しました。

 

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221系F編成>

F01:1989.07.31日立

・2013.06.07ST体質改善

F05:1991.06.14近車/②③1990.06.28近車

・2014.07.30HB/②③F01同日体質改善

 

F03:1991.02.25近車(B12)

・2014.06.28ST体質改善

  • 2023.02.25 網干から転入

F04:1991.03.14川崎(B13)

・2016.02.09ST体質改善

  • 2023.02.26 網干から転入(回9974M)

 

<運用>

2022.10.06

F05編成が湖西線で運用を開始しました。

京支臨5066運用、2848M〜での運用です。

2022.10.14

F01編成が湖西線で運用を開始しました。

2023.03.18

F05編成が嵯峨野線の運用に入りました。6両貫通編成の運用は117系撤退以来となります。

2023.03.19

F04編成が京支602で運用に入りました。

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(2023.03.20 京都)

2023.03.23

F03編成が運用入りしていることを確認しました。これでF編成は全て運用に入りました。

 

※正式な転入日が現時点では不明のため、原則として向日町に回送された日を転入日としています。

 

4連は113系を、6連は117系を置き換える形で運用されています。

改めて見るとほとんどの車両が2007〜8年度製造車です。2500番代も5+3で新造された8両は2006年12月、4連統一時に追加製造された残りの車両もすべて2007年度内の製造ですから、車齢に大差はないと言って良さそうです。編成はバラバラですが5+3新造車は全て京都に収まりました。うまく回したものだなあと感心させられます。

2023年2月のR55,57編成を最後に2500番代統一の編成は全て日根野から転出し、同時にサハ223-2500番代は同区から消滅しました。

2006年前後の一時期、嵯峨野線で阪和色の113系に乗車したことが幾度かあり、当時の転配劇が思い起こされます。当時は止むに止まれぬ理由からの大規模転配でしたが、今回も阪和線の運用減によって車両に余裕が生まれていた訳で、素直に「新車が来たぞ」と喜ぶには微妙な感じがしてしまいます。

空番になっているR100番台はどこかで使われるのか👈使わなさそう、本線撤退時に余りが出るはずのB編成の追加転入は果たしてあるのか👈ありました、まだ疑問は少し残ります。

 

⇒NB802編成は吹田出場時に前面車番と編成番号が消されました。

※2022.05.28

NB802⇒F01編成への改番を確認しました。

※2022.05.30

117系T1編成が吹田へ廃車回送されました。

※2022.07.01

F01編成が220-18ユニットを外し6連化されました。

抜かれた18番ユニットは06.28に全検出場したK10編成に組み込まれ、この編成はF05編成に改番されました。

※2022.12.23

P01編成が回6751Mで吹田に入場しました。

 

※2023.01.16

早朝の回9854Mで2500番代が2本日根野から転属してきました。

新編成番号はR54,R56と飛び飛びに振られていて、匂わせ!?となります。

2500番代統一編成はHE421,425,434,435が日根野残っており、HE421,425⇒R53,R55と考えると綺麗に収まる気がしています。

 

※2023.01.19

昨年11月より運用を離脱していた113系C17編成が京支302運用で復帰しました。

 

※2023.01.23

また2500番代が2本日根野から転属してきました。

R53,R58編成になりそうな気がします。👈なりました

 

※2023.01.24

網干からV55編成が転属してきました。これで4次車V編成は全て京都所配置となりました。

 

※2023.01.27

運用を離脱していた113系C8編成が回9751Mで吹田に回送されました。

下り方にクモヤ145-1201+1106を繋いだ6連で旅立ちました。

 

※2023.01.30

223系P01編成が吹田工場を出場しました。

 

※2023.02.02

運用を離脱していた113系C10編成が回9751Mで吹田に回送されました。

今回も下り方にクモヤ145-1201+1106を繋いで旅立ちました。

 

※2023.03.01

運用を離脱していた113系L07編成が回9751Mで吹田に回送されました。7700番台初の廃車が見込まれます。今回も下り方にクモヤ145-1201+1106を繋いで旅立ちました。

※2023.03.07

221系K19,K20編成が回9893Mで奈良電車区に回送されました。転属するものと思われます。

※2023.03.15

運用を離脱していた113系C13編成が回9751Mで吹田に回送されました。

今回も下り方にクモヤ145-1201+1106を繋いで旅立ちました。

※2023.03.17

吹田に入場していた223系R02編成が試6780Mで出場試運転を行いました。

※2023.03.18

223系MA06・07編成が回9852Mで宮原電車区から回送されてきました。R206・207編成になるものと思われます。

※2023.03.19

223系MA21・22編成が回9852Mで宮原電車区から回送されてきました。これで7次車が全て京都配置となりました。

また、117系S1編成が回9303Mで幡生に自力回送されました。

※2023.03.28

R06,R07編成が運用入りしないまま宮原へ再度回送され、入れ替わりにMA08,MA09編成が回送されてきました。謎です。

※2023.03.30

R51編成のトイレが使用可能になっていることを確認しました。運行情報アプリ上の表示もトイレ有りとなっています。

※2023.03.31

113系C17編成が回6751Mで吹田に自力回送されました。長らくの活躍お疲れ様でした。

 

※2023.04.01

117系S4編成の湖西線2837M〜回2837M、113系L6編成の草津線5391M〜回5391Mの運用をもって、117・113系とも全ての運用が終了しました。報道などでも年度末での引退が報じられていましたが、実際の運用終了と前後してJR西日本からも公式に発表がなされています。

※ 2023.04.06

113系L15編成+L9編成が宮原電車区に回送されました。

※2023.04.07

113系L17編成+L16編成が宮原電車区に回送されました。

※2023.04.13

113系L14編成が吹田へ廃車回送されました。

 

※2023.06.01

113系L05編成が吹田へ廃車回送されました。

 

編成の車番、製造日等の出典

「JR電車編成表」各号

「鉄道ピクトリアル」各号

 

 

2022.04.15 一部加筆

2022.04.18 一部加筆

2022.05.06 一部加筆

2022.05.12 一部加筆

2022.06.07 一部加筆

2022.07.01 一部加筆

2022.09.23 一部加筆

2022.10.07 一部加筆

2023.01.16 一部加筆

2023.01.23 一部加筆

2023.01.24 一部加筆

2023.01.30 一部加筆

2023.02.02 一部加筆

2023.02.10 一部加筆

2023.02.15 一部加筆

2023.02.28 一部加筆

2023.03.01 一部加筆

2023.03.08 一部加筆,レイアウト修正

2023.03.18 一部加筆

2023.03.19 一部加筆

2023.03.20 一部加筆

2023.03.21 一部加筆

2023.03.26 一部加筆

2023.03.28 一部加筆

2023.03.30 一部加筆

2023.03.31 一部加筆

2023.04.01 一部加筆

2023.04.03 一部加筆

2023.04.06 一部加筆

2023.04.07 一部加筆

2023.04.13 一部加筆

2023.06.01 一部加筆

 

TOMIX 14系200番台『ムーンライト九州』vol.2

お久しぶりです。さて、先日ついにTOMIXから14系200番台『ムーンライト九州』基本セットBが発売になりました。

昨年に両端スハフの基本セットが発売になった時点で、付属のインレタには改造された全24両の車番が入っており「もしや…?」ともっぱらの噂ではありましたがまさかの製品化です。

 

それではさっさと製品を見てみましょう。

 

IMG_1641.jpg

 

セット構成は前回製品のスハフ14-200後期型をオハフ15-200に変えたものになります。ケース下のカードは同じデザインで品番欄のみ変更されています。

 

各車両を見てみましょう。

 

オハフ15-201

 

今回の目玉、オハフ15-200代(展望車化後)です。オハフ15-200の便所・洗面所を撤去し展望室を取り付けた車両です。

実車は登場時は製品のように青帯が繋がっておらず(展望室横の埋め込み型手すりの右側で帯が斜めにカットされていた)、また愛称幕表示窓の周りの枠の窪みが全てピンクで塗りつぶされていることが確認されています。

この「帯つながり・枠塗り分け」仕様は末期のオハフ15-201(向日町)が該当します。『ムーンライト九州セット』としては間違った選択ではないでしょう。

 

オハフ15-200内装

スハフ・オハでは無視されている内装の違いも完全新規となるオハフ15では可能な限り再現されています。

 

オハフ15-201

 

プロポーションは個人的にはバッチリではと思います。

巷でよく話題になるタンポン印刷とやらの関係なのでしょうか、尾灯のあたりで少し青帯が気持ち悪いことになっていますがまあ仕方あるまい。窓ガラスの隙間はそっと嵌めれば治ります。

 

オハフ15-200妻板

もともとお顔だった部分はこうなっています。客車JTでよくある処理方法ですね。左側の淵でピンクがゴンッと落ちています。印刷の特性上仕方ないとの話も聞きますが、車両の左右側面で白帯の幅が違うことになるわけでやはりちょっと残念だなという気持ちは拭えません。(何よりこの連結面は模型でも結構目立つのです)

塗装の腕がついたら自分で調整してみたいところですね。

 

スハフ14-202

こっちも見てみましょう。

スハフ14-200前期型です。この車両は屋根(おでこ)の塗り分けラインの位置が他の200番台と比べて奥まっている宮原の202番が該当します。ナイスな作り分けではないでしょうか。うっかり写真を撮る前にクーラーを変えてしまいましたが、製品状態では14系用AU13Aが付いています。

余談ですが2017年発売の<98246>ムーンライト九州基本セットに含まれるスハフ14は201番(前期型)と204番(後期型)が該当します。また残るスハフ14 203もおなじ後期型ですから、98246のスハフが使えます。この203番は渡り板(と幌枠)が灰色になっている車両なので渡り板を塗ってやると説得力が増します。

 

 

写真は省略しますが、このほかオハ14-200(250)は前回生産分で文句を言っていた青帯とピンクの間隔が今回生産分で改善されており、スハフ14/オハフ15と同じ程度の幅になっています。(ピンクが極わずかですがうっすら白帯にかかっている個体もありますが、まだ看過できる範囲でしょう)

 

何はともあれ、こんな変わった車両を2種類も製品化してくれたメーカーに拍手です。

 

〜本日はここまで〜 2019.2.5 加筆

TOMIX 14系200番台『ムーンライト九州』vol.1

早速ですが今日の話題はこちら、

TOMIX<98246>14系200番台

ついに出ました、14系200番台。1988年から翌年にかけて広島・向日町・宮原等の14系座席車24両を改造して誕生したグループで、大都市圏からスキー場最寄り駅まで直行する『シュプール』号での仕様に適した改造がなされています。

2010年代初頭まで使用され、一部は東南アジアで第二の人生(車生?)を送っています。

後に展望車も再改造で誕生(オハフ15 201-203)しているのは皆様ご存知の通りでしょう。

 

この手の車両を見て育った僕にとっては待ちに待った製品。(原型のハザを改造して作る手は製品化を待たずともあったのですが、窓埋めを施さなければならず面倒)

以前マイクロエースから同じカラーリングの4両セットがDE10付きで発売されてはいますが、そちらは200番代ではなく、しかも『リゾート』のロゴが入った仕様です(実在した仕様です、ややこしいのでそのうち詳細を書きます)。 →解説本作りました

品番はキハ183系サロベツ』セットの続きです。

 

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サロベツと同じなのか8両ウレタン。寝台車なんかを一緒に保管できるので好都合ですね。

 

今日は中身をざっとおさらいしましょう。

 

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向日町運転所のピンク一族、『たかやま』用キハ58系との比較です。ピンクの色合いの違いがしっかり再現されています。イメージとしては登場時(200番代落成時)/検査明けといったところでしょうか。実車は検査間近になるとカッサカサで焼きタラコみたいな色になっていた記憶があります。

 

さて、TOMIXで近頃散見される塗装のズレはというと…

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🤔

某家電量販店で購入時に数箱確認させていただいたところ、スハフは問題ないもののオハ14の帯がちょっといただけないことに。腰部の赤ラインが少し太いのか、青帯との間隔がスハフ14より狭くなってしまっています。中には殆どひっついている個体もありました。

「細かい点なので見逃してもいいかなぁ」と思いましたが、思い入れの強い車両だけにがっかりしています。

 

 

文句を言ってばかりでは面白くないので次に移ります。

 

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妻面です。 昭和48年度3次民有車以降の車両が該当するようです。ですから、オハの場合オハ14 207,208,254,255,257,258と49年度2次民有車改造のオハ14 256,203,204,205,206が該当します。基本的に宮原運転所に配置された車両はこのタイプのようです。

 

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内装。比較用に並んでいるのは同社製『はまなす』セットの14系500番台座席車。

シュプール&リゾート特有の荷物棚や更衣室,自動販売機等の設備が見事に再現されていません。ゆっくり追加して行くことになりそうです。

 

 

せっかくなので並べた。目線を下げると気分はもう2008年くらいの向日町です。

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気が向けば実車の話を中心に解説しつつ遊び方を考えていこうかなと思います。

 

 

本日はこれにて。( ^_^)/~~~

香川に行きました。part1

お久しぶりです。

香川に行ってきました。

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バブリー

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航跡

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船内でうどんが頂けます。さすがやね(オリーブうどん ¥400)

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お約束、『うどんの国の金色蹴鞠』のポスターです。往路は『こんぴら2』です。

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夜行便なのですが、めっちゃコンテナ積んだトレーラー乗ってました。

この後05:20頃に高松港に到着。ゲーム(駅メモ)がてら琴平線長尾線を久しぶりに訪問し金毘羅さんにお参りした後JRで高松へ。高松からことでんに再度乗車し瓦町から志度へ。帰りは高徳線で一本です。

きっぷは『ことでん・JRくるり〜んきっぷ』(1960円)。

帰りは次の日の14:00発のフェリー。こちらは『りつりん2』でした。

撮った写真がそこそこ多いので一度に全部あげるとややこしいので残りはそのうち。

TOMIX キハ183系 

お久しぶりです。受験は無事終わりました(今更)。今年からは定期的に更新していこうかと考えていたりします。

いろいろ手に入れたものはあるのですがとりあえず1つ。

TOMIX 92812 キハ183系オホーツクAセット(のうちの3両)です。知り合いが保管しておいてくれた中古品です。

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2年前(2015/6)、北海道に旅行に行きまして、札幌駅でみたオホーツク号を模型で再現しようということで前々から色々練っておりました。

その時の編成👉

キハ183-211+キロハ182-4+キハ182-21+キハ183-1552

キハ183-211は車販準備室改造車、キハ182-21は便所/洗面所窓撤去車です。

 

中間車は中古なのでキロハの車番が6番になっています。そのうちなんとかします。

以前買っておいたキハ183-1550(HET色、旧製品)と合わせてハイ出来上がり、と思ったら前面ガラスパーツが行方不明。仕方がないので

 

こんなのや

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こんなのや

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こんなのを中古屋で拾いました.

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そして

 

これでええやん

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TN(SP)付き現行ロット、アンテナ付き(TOMIXのこのタイプの先頭車はアンテナがやたら外れやすい)

 

実車の1552番は妻面の通気口が撤去されていないようです。

 

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ライトユニットは電球色です。HM以外はこれでいい気がします。実車はHMのロールマーク化改造が行われているのでここは加工ポイントですね。→2019年現在ドンピシャの製品が出ています。

 

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とこんな具合です。並べるだけじゃわからんね

 

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こんなことしてるから作業が進みません。

これからぼちぼちいじっていきます。それではまた。